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2021.03.24 勉強会

第23回ライトニングトーク~ISTQB紹介・量子論・万年筆~

現在ノースディテールでは月に2回のペースで社内ライトニングトークを開催しています。
1人持ち時間5分でテーマは自由です。
ぜひ 過去のライトニングトークのブログ もご覧ください!

本日の3つのコンテンツ

  1. ISTQBの紹介③成功に対するテストの貢献・品質保証とテスト
  2. 書籍紹介シリーズ 「超図解ニュートン式 量子論」
  3. 万年筆の話

ISTQBの紹介③成功に対するテストの貢献・品質保証とテスト

最初は近藤さんの発表です!

「ISTQBの紹介」シリーズの第3弾目は 成功に対するテストの貢献・品質保証とテスト についてです。
▼前回の記事はこちらから
第1弾 テストの目的
https://www.northdetail.co.jp/blog/1562/
第2弾 テスト・デバッグ、テストの必要性
https://www.northdetail.co.jp/blog/1573/

以前木原さんもこの団体のお話をライトニングトークでされていましたのでぜひご覧ください!
▼詳細はこちら
ISTQBテスト技術者資格制度 Foundation Level シラバス 日本語版 の輪読会やりませんか
https://www.northdetail.co.jp/blog/1301/

成功に対するテストの貢献 について

テスト担当者はただテストを行うだけでなく、以下のことを行うと案件の成功により近づくことができるというものです。

  • テスト担当者が要件レビューやユーザーストーリーに関与することで、成果物の欠陥が除去できる
  • テスト担当者がシステム設計時に設計者と連携して作業することで設計とテストに対する理解を深める
  • テスト担当者がコード開発時に担当者と連携して作業することにより、コードとテストに対する理解を深める
  • テスト担当者がリリース前に検証、妥当性確認をすることにより、故障を検出しデバッグを支援できる

要件レビューに参加することで、要件漏れを防ぐことができますし、また開発者やシステム設計者と密に連携することで欠陥が混入するリスクを軽減することができますね!

品質保証とテスト

品質マネジメントとは
品質に関して組織の方針を示す。組織コントロールの活動全てを含む。(品質保証と品質コントロールを含む)

品質保証
品質が適切なレベルに確実に到達するよう適切なプロセスを遵守する。根本原因分析を行い品質保証の有効性を高める。

組織の中で品質に関する方針を定めて実践することを品質マネジメントというんですね!

私も業務の中で結合テストだけを担当することがあります。
テスト仕様書に書いていることだけをテストするという目線ではなく、要件漏れや品質についても問題がないかどうか確認できるように、意識していきたいと思いました!

書籍紹介シリーズ 「超図解ニュートン式 量子論」

続いても近藤さんによる書籍紹介シリーズ 「超図解ニュートン式 量子論」のご紹介です!

最近「量子コンピューター」ってよく聞くようになりましたね。
一度に複数ビットの計算ができるとのことですが、どのような仕組みかよくわからない…。
そもそも「量子」についてよく知らない…。
という方は多いのではないでしょうか?

そのような方には「超図解ニュートン式 量子論」がおすすめだそうです!

「ニュートン式 超図解  最強に面白い!!」シリーズの1つで他にも「人工知能」や「相対性理論」など様々なテーマの本があります。

 「やさしく親しみやすいイラスト」と「簡潔な文章」にくわえて,「コラム」や「4コマ漫画」,「個性的なキャラクター」などの“最強に面白い”要素が満載です。初めて学ぶ中学生・高校生はもちろんのこと,もう一度学び直したい人にも最強におすすめの1冊です!

https://www.newtonpress.co.jp/book/saikyo.html

ぜひ皆さんも読んでみてください!

万年筆の話

最後も近藤さんによる『万年筆の話』というテーマの発表です。

万年筆とボールペンの違うところ

万年筆ボールペン
インク自分で入れて使うペンと一緒になっている
ペン先ペン先とインクが(大体)別々ペン先と一体化
書く方法紙がインクを吸い取る紙にインクを押し当てる
筆圧筆圧がいらない適度な筆圧がいる
メンテナンス手入れが必要手入れはほぼ不要
価格数千~数万円100~数千円

ボールペンよりも手入れに手間がかかるのにも関わらず、沢山の人に愛されている万年筆は使っている人にしかわからない魅力があるんでしょう…!使ってみたいです!

なぜこんなに値段の幅が広いのか

  • ペン先(ニブ)にスチールの物と金の合金を使っているものがある
  • スチール製は1千円台から、金製は1万円台から
  • 軸が螺鈿や蒔絵などの工芸品でできているものがある
  • 海外製(特に欧米)は、日本メーカーより1〜2万以上相場が高い
  • 販売量が(ボールペンより)少ないので、薄利多売しにくい

素材によって値段が変わってくるのですね!

万年筆が活躍する場面

大量に筆記するとき!

なんとゲルインキボールペンと比べても10倍〜30倍は疲労感が違うそうです!(※近藤さんの経験調べ)
2000年以前の小説家の大勢が万年筆で書いていたのは、腕の疲労で書けなくなるのを避けるためなんですね~!

最近は手書きで文字を書くことが少なくなってきましたが、使い心地を体験してみたいなと思いました^^

最初の一本を選ぶ

最初に購入すべき近藤さんおすすめの万年筆は以下です!

最初に買うべきおすすめの1本

万年筆は高いイメージがあったのですが、1万円以下で買えるものもたくさんあるので買ってみようと思いました!

あとがき 

今回も近藤さんが3つも発表してくださいました!
近藤さんは知識の幅が広く、いつも新しいテーマを発表してくださるのでありがたいです~!
この機会に万年筆買おうかなと思いました^^

引き続き発表者も募集中なのでぜひご興味のある方はご連絡お願いします!


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