2020年から月2回のペースで開催してきた社内ライトニングトークも、今回で5回目。
「自分の持っている知識を、シンプル&ショートに公開することで、横方向に知識や学びの場づくりとなれば」と始まりました。日々の業務の合間に肩肘張らず、発表者と参加者は集います。
1st「中学生にAIの話をした時の話」
2nd「毎年10冊手帳を買っていた手帳マニアが落ち着いた手帳の使い方」
3rd「モダンアジャイルのすすめ」
技術者では無い私でも、今日のコンテンツは理解出来そうな予感がします♪
2018年に発表者のLさんが、自社に訪れた総合学習の中学生らに向けて話した体験からの気付きを紹介してくれました。
Lさんから生徒たちに向けて「AIってなんだと思いますか?」と問うと、ある生徒は「スマートスピーカー」。ほかの生徒からは「医療の現場での活躍」や、あらゆる世界の職業に対し未来が持つ課題の憶測等、中学生にとっては現実に存在する「モノ」の視点でAIを捉えていたとのこと。
Lさんは、その視点に非常に驚いたとのことでした。ひと昔前の技術からめまぐるしく発展したITの世界は、さっきまで映画で観ていた世界が、瞬時に現実のものとなった感覚を持っているLさん自身と、現代の中学生の持っている現実感との違いに、どちらが良い悪いでは無く潔く受け入れた体験を、面白く発表してくれました。
実は、筆者はその場におり、彼らのディスカッションを感心しながら見ていました。中学生らが帰った後、Lさんに対して「Lさんの考えるAIとは?」と聞いたところ、その回答に目から鱗が落ちる感覚を得たことを今でも鮮明に覚えています。
気になる社内スタッフの方は、直接Lさん本人に聞いてください(笑)間違いなく「ハッ」と驚くと思います。
発表者の近藤さんは文房具マニア。毎年10冊もの手帳を購入し続けた結果、複数の手帳の特徴的な使いやすさを、自身でついにまとめてしまったいう発表内容です。
これは社内の女性陣が「聴きたい!」と以前から熱望していました。
19年前のアジャイル開発宣言から始まる、昨今のアジャイルブームに疑問を感じた当時の宣言メンバが提唱した「モダンアジャイル」について、その4原則を日常見られる身近な現場の光景に例えわかりやすく話してくれました。発表者の増川さんが一番伝えたかったのは、「ものづくりをもっと楽しんでいいはず!」と、一見難しそうな表題を短い時間でも非常にわかりやすく伝えてくれました。
技術的なアプローチが多いライトニングトークで「ちょっと変化球を投げたかった」ってのが大きいです。あと、このメンバーには響きそうっていうのが正直ありました。実際面白かったと反響もあり、良かったと思っています。(増川さん談)
とにかく今日のトークは、非技術者の私でも理解出来て、おまけに“楽しく”ワクワク “できました。
時折、技術者さん同士のマニアックな会話に「笑いどころがさっぱりわからない…」と遠巻きに羨ましいなぁ。。。と感じていた私ですが、もっと沢山、エンジニアさんに教えてもらいたい!と思うきっかけになりました。
あと1ヶ月も経てば、待ちに待った春です。