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2025.09.04 イベント

第62回ライトニングトーク~AI活用の状況を知ろう!~

ライトニングトーク第62回(新ライトニングトークとして20回目)の今回は、発表者が自由にテーマを用意する「自由テーマ」。

よく耳にする「AI活用」について、そもそもAI活用とは何ができるの?どうやって使うの?という方も多くいると思います。そこで2025年7月末に公開された2025年版「Stack Overflow Developer Survey」の結果内容と合わせてわかりやすくAI活用の状況についてご紹介いただきました!

開発プロセスでのAIツールの利用状況

「Stack Overflow Developer Survey」によると、回答者の84%が開発プロセスでAIツールを使用、使用を検討中でした。AIエージェントの利用率は30%程度でまだ主流ではない状況です。

AIツールとAIエージェントの違いとは?

AIツールには、GeminiやChatGTPなどがあります。テキストの要約ができたり、開発者の場合は環境構築の手順方法を調べる事もできます。

勉強会で試した例では、使ったことがないPythonのプロジェクトをDockerに構築する方法をGeminiに質問したところ、実際にDockerの起動や画面の表示までできました。

AIエージェントには、Claude aiやCopilot Proなどがあります。目標達成のために自立的に計画、実行を繰り返してくれます。

例えば、ログイン画面にGoogleアカウントなどの認証ログイン機能を追加したいとき、下記のようなものを提案してくれるので、 「はい」「いいえ」他にも「こう実装してほしい」など回答できます。

  • プロジェクト内のファイルを確認し、実装するファイルの提案
  • ログイン画面を確認し、ボタンの設置場所の提案
  • 必要なフレームワーク
  • 認証するためのロジック

AIエージェントの課題

AIツール、AIエージェントの利用が生産性へのプラスとなったと答えた割合は51%、いいえと回答したユーザは41.4%でした。

AIエージェントを使用することで生産性の向上に期待はしますが、品質の確保、向上にはまだまだ課題があり、AIが出力したコードを開発者がレビューできなくてはいけない状況です。

しかし、実際触ってみることで「どんな部分が効率的にできるのか」「ここが課題に感じる」など実感できるので、体感してみてほしいです。

AIエージェントが気になった方は

オープンソースAIエージェントとしてGemini CLIが利用可能になりました。1日のリクエスト数1000回が上限で、ペアプログラミングのような使い方が可能です。

注意点は、無償利用ではデータがgoogleのモデル改善に利用されるのでクライアント案件、社外秘のデータは避け、入力するデータに注意しましょう

まとめ

最後に参加者同士で「どのように実際にAIを活用しているか?」と意見交換もあり、どういった注意点が必要か、こう活用してはどうか?など話ができる場になりました!

▽Google および Gemini は Google LLC の商標または登録商標です
▽ChatGPT は Open AI, Inc. の商標または登録商標です
▽ Microsoft Copilot は マイクロソフト グループの企業の商標または登録商標です
▽Dockerは、米国およびその他の国におけるDocker, Inc.の商標または登録商標です
▽claude aiは、米国Anthropic社の商標または登録商標です。


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