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2020.08.06 勉強会

第10回ライトニングトーク~高齢技術者として生き抜く・UXワークショップ・ベランダガーデニング~

現在ノースディテールでは月に2回のペースで社内ライトニングトークを開催しています。
1人持ち時間5分でテーマは自由です。
ぜひ過去のライトニングトークのブログもご覧ください!

本日の3つのコンテンツ

  1. 高齢技術者として生き抜くたった3つのこと
  2. SVのUX部ワークショップに参加した話
  3. ベランダガーデニングのススメ

高齢技術者として生き抜くたった3つのこと

最初の発表は「高齢技術者として生き抜くたった3つのこと」というテーマです。

ライトニングトークではお馴染み、エンジニア歴34年目の増川さん。

高齢者技術者として生き抜く3つの大切なことを教えていただきました。

空気を読むこと
ここでいう「空気を読む」というのは単にその場の雰囲気を察知して行動するということだけではなく、「今自分に求められていることを感じ取る能力」という意味でもあります。

技術をアップデートする
エンジニアリングの世界は日々動いていて、昨日まで自分の武器だった技術が、いつの間にか古い技術になってしまう日が来るかもしれません。
その時のために以下のような行動が大切とお話していました。

  • 今の技術のトレンドを知ること
  • トレンドの技術を使ってみること
  • トレンドに左右されない技術を持っていたら、そこを伸ばしてみるのもあり
    (例 対外折衝スキル、コミュニケーションスキル、マネジメントスキル 等)
  • ニッチなスキルを習得できれば、人との差別化が可能

感謝と恩返し
「自社・他社に限らず多くの技術者、総務などの管理部門の方々、家族など沢山の人のサポートがあったからここまで仕事ができている。その恩を返していくことが1番大切」と増川さんはおっしゃっていました。
自分が持っているスキルや考えはブログやライトニングトークでどんどん発信していくことが恩返しの1つとのことです。
増川さんはライトニングトークで毎回有益な情報をアウトプットされています。
他者に自分のスキルや考えを発信していこうという行動は、この「恩返しをしよう」という想いがあっての行動なんだと実感しました。

増川さんのお話で個人的に1番胸に響いたのは「 昨日まで自分の武器だった技術が、いつの間にか古い技術になってしまう日が来るかもしれない」というところです。
これは技術者の方だけではなく、世の中の働いている方全員に言えるのではないかと思います。

コロナウィルスの影響で働き方が変わっているように、働く環境や時代の変化はいつも突然です。
自分のスキルをアップデートさせることや別のスキルを日々学ぶ習慣はこれからの時代を生きていくためにとても重要だと感じました。

高齢者技術者じゃなくても学ぶことの多いテーマでした。
増川さんありがとうございます!

スマートバリューのUX部ワークショップに参加した話

続いてはこちらのブログを執筆している私、丸野の発表です。
ライトニングトークのブログを過去3回ほど書いているうちに、ライトニングトークに興味が湧いてきまして、今回は発表者として参加させていただきました。

テーマはスマートバリューのUX部ワークショップに参加した話です。

初めてのライトニングトーク、とても緊張していて笑顔がありません。次回に向けての反省点です。

そもそもUXとは、「サービスを利用する一連の行動の中で、ユーザーが感じたすべてのこと」を指します。
WebサイトのUXは以下のようなことが例として挙げられます。

  • デザインが可愛い
  • スクロールすると写真が動いてかっこいい
  • 情報が探しにくくてイライラ…

私はWebディレクターとして自治体サイトの制作のお仕事をしています。
自治体サイト(市役所や区役所などのサイト)におけるUXについてとても興味があり、親会社であるスマートバリューの「UX部」という部活のようなものに参加させてもらっています。
先日そのUX部のワークショップが開催されたので、そこで得た気づきをライトニングトークで発表しました。

ワークショップに参加して得られた気づきは以下です。

利用者の満足度を担保することが大切
自治体サイトには、そこにしかない情報が沢山あります。
使いにくく不満だらけのサイトだったとしても、そこにしかない情報を得るために使わざるを得ません。
民間企業のサイトは「使いにくかったら違うサイトを使おう!」と利用者が選択できますが、自治体サイトはこのような選択をすることができないため利用者の不満が溜まりやすいそうです。
当たり前なことではありますが、改めて大切だと気づかされました。

自治体サイトでもターゲットの設定は大切
自治体サイトは若い方からご年配の方まで幅広い年齢層の方が利用されるため、ターゲットを設定せずに制作することも多いです。
しかし、デザインのターゲットを決めないと、どの層にも響かないぼやけた印象のデザインになることや、デザインの軸がブレて「イケてないデザイン」になるということが起きてしまうそうです。
特にどんな層に見てもらいたいかということを意識してデザインを作成しようと思いました。

前提の知識がない人にもわかりやすいように設計する
例えば、子どもを産んだことがない妊婦さんや初めて引っ越しをする方など、知識が少ない人でも情報を検索しやすい設計にすることで、誰が見てもわかりやすく情報を探しやすいサイトを設計できるそうです。
利用者の人物像とその人がサイトを使うシーンを想像しながらサイトの設計をしようと思いました。

ワークショップを通じて他者の考えや経験談などを知ることができ、自分自身新しい気付きがありました。
より利便性の高いサイトを制作できるようにUXについての学習を続けていこうと思います。

ベランダガーデニングのススメ

最後はベランダガーデニングのススメです。
自粛期間が続いているので、インドアな趣味をお探しな方必見です!

オンライン配信のためのカメラが目の前にある状況で発表しています。

発表者のFさんはベランダガーデニングを始めて3年目だそうで、ベランダガーデニングの楽しさやコツを教えていただきました。

ベランダガーデニングの楽しさは、ずばり花が咲いたときの達成感
3年前に種から育て始めたラベンダーが3年目の今年、やっと花が咲いたそうです。
毎年必ず花が咲くものもあれば、なかなか咲いてくれない花もあるそうで、水やりの仕方や肥料を変えるなど条件を変えて育てることが必要とのこと。
色々と試行錯誤したあとの開花がベランダガーデニングの楽しさなんですね。

3年目にして咲いたラベンダー。紫色のお花が可愛いですね!

マンションで育てられているということで大変な面も多くあるそうです。

使用する土は植物に合わせてブレンドする方が良いのですが、ベランダという限られた空間だと中々難しいですよね。
そんな時はあらかじめブレンドされた土をホームセンターなどで購入して使用する方が良いみたいです。

また、ベランダが必ずしも植物の育成に適しているとも限らないため、今ある環境にあった植物を購入するなどの工夫が必要なんですね。

個人的に1番興味深かったのは、ハーブの話です。
よく料理をするときのレシピに「ローズマリー」や「パセリ」と書かれていることがありますが、私の家の近所のスーパーには取り扱いがなく…。
違うスーパーまで行って買ったとしても1パックが大量で全部使いきれずほとんどを捨ててしまうこともありました…。
そんなときにベランダでハーブを育てていると、新鮮な摘みたてのハーブを必要な量だけ使えるのでとても良いと思いました。

私の家は庭もベランダもないのでぜひ次回は「屋内園芸のススメ」をお願いしたいです^^

あとがき -発表者としてのライトニングトーク-

出社する方が増えてきたので、たくさんの方が発表を観に来てくれました!

今回初めて発表者としてライトニングトークに参加させていただきました。
見ているだけでは気づけないライトニングトークの楽しさを体験することができてとてもよかったです。

ライトニングトークの発表者として参加してよかったことが大きく2つあります。

1つ目は自分が発表するテーマについて深く考えることができるという点です。
5分という短い時間で他者に伝えるためには、テーマについて自分の頭の中を整理できていないと伝わりにくい発表になってしまいます。
私は資料を作成した段階では思考を整理できていなかったのですが、発表練習をしていく中で自分にとって何が大切で、何を伝えたいのかが明確になりました。
発表テーマを自分の中で思考を整理して腹落ちさせるために、ライトニングトークは有益な手段だと思いました。

2つ目は新しい発見があることです。
ライトニングトークは普段の業務では中々接点が持てない方々がどんなことを大切に仕事をされているか、どんな趣味を持っているか知ることができるため毎回色々な刺激や気づきがあります。
発表を聞くだけでももちろん新しい発見は沢山あるのですが、発表者として参加することで自分の発表に対しての質問や改善点をもらうことができました。
自分の考えや思考に対して、他の方からご意見をもらう機会は中々ないので、自分には無かった観点でご意見いただけるのは発表者の特権だと思います。

また機会があれば発表者として参加したいと思います。
次回は8月13日(木曜日)の14時30分から第11回目のライトニングトークを行います。
まだライトニングトークを1度も見たことがない方も、気軽に聞きに来ていただきたいです!
よろしくお願いします!


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