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2021.11.12 勉強会

第38回ライトニングトーク~なぜなぜ分析をしてみよう/証券口座を作ってみた/初心者が感じたプロジェクトのコスト

現在ノースディテールでは月に2回のペースで社内ライトニングトークを開催しています。
1人持ち時間5分でテーマは自由です。
ぜひ 過去のライトニングトークのブログ もご覧ください!

本日の3つのコンテンツ

  1. なぜなぜ分析をしてみよう
  2. 証券口座を作ってみた
  3. 初心者が感じたプロジェクトのコスト

なぜなぜ分析をしてみよう

最初のテーマは近藤さんによる、『なぜなぜ分析をしてみよう』です。
『なぜなぜ分析』について、近藤さんが勉強しまとめた内容をわかりやすく説明して下さいました。

なぜなぜ分析とは?

  • 問題から「なぜ」を深堀して、対策の効果を検証する
  • トヨタ生産方式の一つ

なぜなぜ分析をするメリットは?

  • 改善する能力を引き出せる
  • するべきこと、役割を再確認する
  • 自分の考えを理解する
  • 知識や経験を他人に伝える

なぜなぜ分析の手順

  1. 問題を洗い出す
  2. 洗い出した問題から重要なものをひとつ選ぶ
  3. 選び出した問題についてなぜを問う
  4. なぜの問いの答えに対して、再度なぜを問う
  5. なぜの問を4~5回くりかえし、分析(問の裏返し)が問題を解決するか考える

なぜなぜ分析図を書いてみよう!

↑近藤さんが作成してくださった『なぜなぜ分析図』

なぜなぜ分析実施後にすること

  • 対策を具体的な実施項目まで落とし込む
  • 対策を実施完了したかを確認する
  • 対策後の効果を確かめる
  • 対策が定着しているかを確かめる

対策を横展開する場合の注意点

  • 横展開の責任者を明確にする
  • 完全に同一なものが無くても取り入れるべき点を考える
  • 横展開した先の効果も確認する
  • 横展開した先の維持管理がおろそかにならないようにする

なぜなぜ分析の手段を図にしたものも紹介いただきました。
図にしてみると一つ一つの問題に対して解決のルートが整理されていくので、頭の中で考えるよりもわかりやすいですね。
業務ではもちろん普段の日常生活で困ったときなど、あらゆる場面での問題の解決と再発防止に役立つお話となっておりました。

証券口座を作ってみた

続いてのテーマは引き続き近藤さんによる、『証券口座を作ってみた』です。
証券口座について、詳しくお話してくださいました。

証券口座って?

株式や投資信託を購入するための口座のことです。
普通に作った銀行口座のみでは取引できないため各銀行または証券会社に口座をつくる必要があり、また、株取引にも必要となります。

株で儲けたいの?

株は社会に事業を行う資金を提供してその利益を還元するものなので、誰かが得したら誰かが損するという訳ではないそうです。
短期の取引で利益を出すのはギャンブルに近いため、そもそもお勧めできないとのことでした。

なんで証券口座つくったの?

  • 年金の支給開始年齢が引き上げられると支給額が減額になる可能性が高い
  • 人口が減っているので消費税などの税金が増える可能性が高い

近藤さんが証券口座を作った理由もお話してくださいました。
普通に銀行口座に寝かせているだけだと(増税で)資産が目減りしてしまうため、証券口座を作り1~2%複利で置いておくだけでも増税分の穴埋めができるとの考えで作ったとのことです。

証券口座の作り方

・ネット口座を開く
ネットでの購買が充実している。株価の変化を見やすく作っている。
・銀行/郵便局で証券口座を開く
銀行/郵便局に証券担当がいるのでアドバイスを受けられる 。

証券口座は身分証明、通帳、印鑑があれば開設手続きができるとのことです。
初めて口座を作るのであれば、アドバイスを受けられる銀行や郵便局で開設するのがおすすめだそうです。
インターネットでの開設は、さまざまな情報を確認しながら自宅で行うことができるので手軽で便利ですよね。

まずはNISA/積立NISA(非課税口座)

  • 1人1口座しか開設できない(証券会社の移動は可能)
  • NISAは年間120万円まで、最長5年間非課税で投資できる
  • 積立NISAは年間40万円まで、最長20年間非課税で投資できる

口座の併用はできないため、NISA/積立NISAどちらかを選ぶ必要があるそうです。
利益が非課税になるというメリットは大きいですよね。

NISA/積立NISAに向く投資

NISA

  • 短期間でお金を動かす運用
  • 金融情勢の変化を受けやすい(ハイリスクハイリターン)

積立NISA

  • 長期的に売らない運用
  • 金融情勢の変化を受けにくい(ローリスクローリターン)

それぞれに特徴があるため、自分に向いた方を選びましょう。

積立NISAの注意点

  • 積立NISAはインデックス商品のみ購入可能 (利回り1~3%)
  • 国内、先進国、新興国などの大きな枠組みでの購入になる
  • 積立NISAを止めて通常NISAに変更することも可能

資産運用を考えている方や、証券口座に興味のある方に大変参考になったのではないでしょうか。
締めには『お金のことを考えたくないなら、お金のことを正面から考えなければいけない』との格言も頂きました・・・!

初心者が感じたプロジェクトのコスト

続いてのテーマは李さんによる、『初心者が感じたプロジェクトのコスト』です。
今回初めてライトニングトークでの発表をしてくださった李さんは、『プロジェクトのコスト』について以下の項目についてお話してくださいました。

  • 利害関係者がニーズを把握する
  • 万が一の時のための予算設定
  • 適切なコア成果指標の設定
  • 定期的な計画の見直しと予測
  • チームのメンバーに予算について共有する

↑ 李さんが作成してくださった図
プロジェクトにおいて立場は関係なく、初心者の視点だからこそわかることや気づくこともたくさんあると思います。
どんな業務にも通じることかと思いますので、私も改めてスケジュールの見直しなど意識して行っていきたいと思いました!

あとがき 

最近は緊急事態宣言が解除され、出社する社員が増えてオフィスもにぎわっております。
今回も貴重なお話を聞かせていただきましてありがとうございました!
次回のライトニングトークもぜひご参加お願いいたします。



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