現在ノースディテールでは月に2回のペースで社内ライトニングトークを開催しています。
1人持ち時間5分でテーマは自由です。
ぜひ過去のライトニングトークのブログもご覧ください!
最初の発表は「 5分で始めるCypressによるE2Eテスト 」というテーマです。
CypressとはE2Eテストを自動で行うフレームワークのことです。
E2Eとは「End to End Test」のことで、単体テストとは異なり、システム全体を稼働させた状態に近い形で動かしつつテストする手法のこと。
つまりCypressは「実稼働時に近い状態のテストを自動でやってくれるツールのこと」です。
今回はノースディテールのホームページにアクセスして、ブログページに遷移し、スクリーンショットを撮影するという動作が自動的に行われる処理を例として見せてくれました。
コマンドでyarnを起動させ、エディタでJavasprictを入力したら準備は完了。
ものの数分で終わります。
自動的に画面が遷移してスクリーンショットが撮影されている様はとても不思議で、数分で書いたコードで実装されているとは思えなかったです。
ページの表示チェックだけでもやってみてほしいとのことなので、ぜひみなさん活用してみてください!
続いては「Il était une fois…」というテーマです。
みなさん、この言葉はご存じですか?
「Il était une fois,dans un pays trés lointain, un vieil homme et une vieille femme qui vivait. 」
私はわかりませんでした…!笑
こちらは童話・桃太郎の出だしのフランス語訳だそうです。
「むかし、むかし、あるところに…」の部分ですね。
ライトニングトーク開始直後にフランス語で桃太郎の出だしを流暢に話される藤田さんに一気に心がつかまれました。
なぜ藤田さんがフランス語を話せるかというと、フランス人に教わったことがあるそうで、そこで気付いたフランスと日本の文化の違いを発表してくださいました。
中でも個人的に私が1番印象に残ったことをご紹介します。
日本人は「鬼という生き物は意味なく人を襲うもの」という固定概念があります。
一方、藤田さんがフランス語を教わっていたフランス人の方は「鬼が人を襲うのは神様に言われたから?」と考えたそうです。
私は今まで「鬼は神に言われたから人を襲うのかも」と考えたことが1度もありませんでした。
他国の人との考え方・感じ方の違いがとても興味深いなと感じました。
実はこの文化の違いは日本人とフランス人の間だけでなく、身近な人との間でも起こりうると藤田さんはおっしゃっていました。
意見がかみ合わないことは日常的によくあることですが、それはお互いが「理由もなく正しいと思っていることが違った」ということに気づけました。
自分の物差しだけで物事をはかるのではなく、相手に寄り添うことの大切さ。
そして、相手の視点で物事を見たときに新しい発見があることを教えていただきました。
最後は「 コロナ禍におけるアメフト業界の対応について 」についてです。
過去のライトニングトークでは他のスポーツと アメリカンフットボール を比較した話をしてくださいました。
▼過去のブログ記事
アメフトってなに?おいしいの?(他のスポーツと比べてみたら)
新型コロナウィルスの影響で試合の中止、無観客試合、ハイタッチや円陣の禁止など、どのスポーツも様々な対策をしています。
アメリカンフットボールも例外ではなく、対応に追われていたそうです。
中澤さんは現在は審判としてフィールドで活躍されているのですが、なんと審判は黒いマスクを着用。
熱い中、黒マスクで2時間走りっぱなしはキツそうです…。
また、関西学生連盟はフェイスシールドの義務化をしているそうです。
こちらも夏場は暑そうですね…。
余談ですが、私の所属しているラグビーチームは試合前の検温や選手の連絡先確認、試合前後の消毒を徹底しています。
プレイヤーさんたちが安心してスポーツを楽しめるときが来てほしいです。
今回のライトニングトークも知らなかった話、新しい気づきをもらえるエピソード満載でした。
Cypressも知らなかったですし、コロナ禍のアメフトの対応も知らなかったです。
フランス人との文化の違いも、身近にフランス人がいないので、普通に生活していたら得られない知識でした。
日常の中で絶対に触れ合うことがない情報を触れ合えるところがライトニングトークの魅力ですね!
次回は9月10日(木)の14時30分からです!
初めての方もぜひ聴きに来てください~!