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2024.12.09 イベント

第56回ライトニングトーク~ゼルダで学ぶ無理かも?をできる!に変える知恵~

ライトニングトーク通算56回目(新ライトニングトークとして14回目)の今回は、発表者が自由にテーマを用意する「自由テーマ」。2024年度の新卒メンバーが発表してくれました。

開発手法の豆知識を紹介

一般社団法人コンピューターエンターテインメント協会が主催するゲーム開発者向けの技術交流「CEDEC2024」で紹介された、任天堂株式会社の「ゼルダの伝説 (TM)ティアーズ オブ ザ キングダム」のスクラビルドの開発手法が、仕事やプライベートでも役立つ!ということで、ライトニングトーク初挑戦の新卒メンバーが紹介します!

今回のライトニングトークはオフサイトでの参加が多かったですが、このゲームの経験者を聞くとたくさんの方がやっていて、リアクションもとても多かったです!

何の開発手法かというと、「スクラビルド」について。「スクラビルド」とは、ゼルダの伝説の世界の中であらゆるオブジェクトをくっつけると、新たな武器になることです。この「あらゆるオブジェクトをくっつける」という企画を発表した時の開発者の反応は、組み合わせがあまりにも多すぎるため、様々な懸念点が出て無理ではないかという雰囲気に。しかしその時の解決方法として、「やらない事を決めた」とのこと。

例えば、

  • 2個以上はくっつけない。
  • くっつけた武器同士はくっつけない。
  • オブジェクト同士がくっつく場所は自在にしない。 など。

そうすることで、懸念点の具体的な解決策が明確になり、開発工数も算出可能に。

<参考サイト>
『ゼルダの伝説 ティアキン』スクラビルドは組み合わせが膨大すぎて開発チームもお手上げ?やらないものを決定しても12万通りの組み合わせが存在【CEDEC2024】
byNiSHi(2024.08.23 16:35 更新)
https://www.famitsu.com/article/202408/15214

問題を分解して、「やらないこと」を洗い出す

このように、仕事やプライベートでも「無理かも」と思ったときは、問題を分解して「やらないこと」を洗い出す事で、作業が明確化されて見通しが立つ、ということでした。

仕事だと特にたくさんのメンバーも関わってくるので、「やらないこと」を明確に共通認識とすることの重要性を感じました!

最後は「世の中にたくさんのゲームなどのエンターテイメントが溢れているますが、触れるだけではなく、制作背景を知ることで学べるものがたくさんあります!」と。

制作背景、チェックしていきたいと思います!


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