会社の個人目標でSAAの取得を設定しました。
理由は、AWSに興味があったこと、資格取得というわかりやすい目標にしたかったことです。
1日平均30分(3ヶ月)の学習でSAAを取得することができたので、記録として残したいと思います。
※あくまで平均時間であり、1日2時間の時や全くやらない日もありましたのでご了承ください🙇🙇🙇
前提としてAWSとは、AmazonWebServiceと呼ばれるクラウドコンピューティングサービスで、
インターネットを介して、コンピュータ資源を利用する事ができます。
従来のレンタルサーバは、月々定額の料金がかかる定額課金制に対し、
クラウドは、基本的に使った分だけ料金がかかる従量課金制であり、利用期間に適したプランも
用意されています。
また、レンタルサーバはサーバスペックの種類が少なくオーバースペックになる場合があるのに対し、
クラウドはサーバスペックの種類が豊富であり、必要なスペックのサーバを選定できます。
上記より、クラウドはレンタルサーバに比べて低コストで利用することができます。
しかし、クラウドでも適切なプラン、適切なスペックを選ばなければ高額な料金になるので、
場合によっては、レンタルサーバの方が低コストになる場合もあります。
AWSは、EC2(コンピューティングサービス)、S3(ストレージサービス)、RDS(データベースサービス)など複数のサービスがあり、これらを組み合わせることによって様々なアーキテクチャを構成する事ができます。
2020年11月現在、AWSのサービスは全部で194種類あります。
AWS認定資格は、AWSでアプリケーション開発やオペレーションが行える技術を持っていることを
認定する資格です。
SAAはAWSを使って基本的なWebサービスのアーキテクチャ設計ができることを証明できます。
SAAの他にも下の図のように、12種類のAWS認定資格があるので興味がある分野の資格を選べます。
引用:https://aws.amazon.com/jp/certification/
AWSを使ったアーキテクチャの例が下記になります。
下の図は一般的なWebアプリケーションを構築するアーキテクチャになっており、
注目するべき点はAPサーバ(Amazon EC2)が2つあり、片方に障害が発生しても、もう片方が動作する
高可用な設計になっています。
リクエストが来た時、はじめにElastic Load BalancingがどちらのAPサーバに処理をさせるのかを
ヘルスチェック(問題なく処理できるかをチェック)後、リクエストを処理する設計になっています。
引用:https://aws.amazon.com/jp/cdp/midscale-webservice/
実際にAWSやSAAについて触れたところで、私が実際にSAAに合格するために行った学習方法を説明します。行ったことは下記の3つです。
スケジュールは、
2ヶ月(書籍とUdemy)+1ヶ月(模擬試験をひたすら回す)
で行いました。
概念を理解するまでに時間がかかったことです。
なにか新しいものを学ぶ時、新しい用語、新しい考え方に戸惑うことがあると思いますが、
AWSを学ぶ上でもこれらがつきまといます。
(横文字が多かったのでググりながら学習を進めました。)
インフラの知識がある方はスムーズに学習を進められると思いますが、
私のようにアプリ開発のみの経験しかない場合、AWSの概念を理解するのに時間が必要です。
概念を理解していれば、内容自体はそこまで難しくないので、
根気よく日々の学習を続けることができれば合格できると思います!
余談ですが、、、
Amazon DynamoDB Accelerator (DAX)というサービスを立ち上げて学習した時、
シャットダウンを忘れて放置した結果、高額な請求が来ました😇
初回だったので免除してもらえましたが、サービスを立ち上げて学習する場合、
終わった後はサービスをシャットダウンしましょう。
(サービスごとに料金体系が異なるので、そのへんも学習しましょう!)
上記の方法でSAAを取得することができました。
しかし、SAAを取得したからと言ってAWSを完璧に理解したとは言い難いです...
目標に向けて、計画を立てて実行することが一番大切だと思います。
資格取得を機会に、個人開発でも業務でも積極的にAWSに関わっていきたいと思います。