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2025.06.20 TECH

Googleスプレッドシートの「テーブル変換」「条件付き書式」「プルダウン」「タイムライン」を使って簡単にタスク管理

日々仕事をしていく中で「タスク管理」はとても重要ですよね。
私もどのようにしてタスク管理をしていけば、作業漏れを無く仕事をしていけるか、どうしたらもっと効率化できるか、日々の課題としております。

そこで、今回はGoogleスプレッドシートの機能を使ってタスク管理表を作成する方法を紹介いたします。

データを「テーブルに変換する」

まず紹介したいのは「テーブル変換」です。

文字の大きさ、上下左右の文字位置が乱雑になっていたりするシートがあるとします。
これを手作業で見やすくするとなると、文字サイズを変更したり、文字を中央揃えにしたり等、結構手間がかかります。

そこで「テーブルに変換」を使います。これがとても便利です。

まずは

①:テーブル形式にしたい範囲を選択。(ここではA1:H21を選択。)

②:表示形式から「テーブルに変換」をクリック。

すると、、、

簡単に見た目を整えたテーブルを作成してくれます!

その他にテーブルをカスタマイズすることができます。
例えば、表のヘッダーの色を変更したり、枠線を入れたりすることも可能です。

条件付き書式を設定する

条件付き書式についても触れておきます。設定が何気に手間ですが、慣れると便利ですので積極的に使っていきましょう。

テーブルに「状況」があるので、この中の「完了」になっているタスクをグレーアウトにする方法です。

①:表示形式から「条件付き書式」を選択。

②:範囲に適用の右アイコンをクリック。

③:データ範囲の選択でグレーアウトしたい範囲を指定。今回は「A2:H21」を選択し、「OK」をクリック。

④:書式ルールから「カスタム数式」を選択。

今回はF列が「完了」になったらグレーアウトにしたいので、

⑤:「値または数式」に「=$F2="完了"」と入力。

⑥:色をグレーにする。

これで以下のようにF列に完了の文字が入力されるとグレーアウトされます。

プルダウンを設定する

条件付き書式で「完了」になっているタスクをグレーアウトにすることができましたが、入力毎に「完了」と入力するは手間ですし、「完了」ではなく「終了」「対応済み」「FIX」等の文字を入力されることもあると思います。
そうなるとせっかく条件付き書式を設定したのに、グレーアウトされなくなってしまいます。

そこで「プルダウン」を設定しておけば、そういったことも気にしなくて済みますので紹介いたします。

①:プルダウンにしたいセルを選択し、右クリックから「プルダウン」を選択する。

②:任意の色へ変更し、「完了」をクリック。

これで以下のように、簡単にプルダウン設定ができます。

タイムラインを活用してみよう

最後はタイムラインについて、紹介いたします。
タイムラインとは簡単にいうとガントチャート形式のスケジュールで、こちらも簡単に作成できるので、個人的にとても感動した便利機能です。

①:表タイトルから全選択し、「挿入」からタイムラインを選択する。
  タイムラインの作成画面が表示されるので、「OK」を選択する。

すると、以下のようなタイムラインシートが作成されます。

こちらは「開始」と「終了」から表示されているものです。

また、自分が見たい形式へも以下機能を使って変更できます。
こちらは右側の「任意の項目」から変更できます。

②:「日」「週」「月」「四半期」「年」へ変更できます。

③:カードの色
  例:「状況」を選択すると各タスクバーにシートの「状況」の色が反映されます。

④:カードの詳細
  例:「TODO」を選択すると各タスクバーにTODOの内容が表示されます。

⑤:カードグループ
  例:「カテゴリ」を選択すると各カテゴリ毎(営業、プロジェクト管理 等)の表へ変更できます。

まとめ

今回は「テーブル変換」「条件付き書式」「プルダウン設定」「タイムライン」について紹介いたしましたが、タスク管理としての便利な機能は他にもたくさんあると思います。

今後も新たな便利機能等が登場したら、紹介したいと思います。

※GoogleスプレッドシートはGoogle LLCの商標です。その他すべての企業名および商品名は、関連各社の商標または登録商標です。


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