※本記事は、NorthDetail Advent Calendar 2019の一環として投稿しています
AWSのEC2のインスタンスを立ち上げて、PHPを動かしていきます。
ハンズオン形式なので興味のある方は是非この機会に試してください。
はじめにインスタンスを作成します。ここでいうインスタンスとは、仮想サーバーのことです。
レンタルサーバー(オンプレミス)との違いは、EC2は従量課金制であるため、
使った分だけ料金の支払いで済みます。
(今回は無料のインスタンスを使用するため料金はかかりません。)
作業の流れは以下の通りです。
はじめに立ち上げたインスタンスにソフトウェアをインストールするためにssh接続を行います。
次にインスタンスをwebサーバーとして動かすためにApacheをインストールします。
最後にPHPをインストールし、インスタンスの中でPHPを動かします。
⚠️実際にWeb上で立ち上がってしまうので、自己責任でお願いします。
を行わなければならない
$ cd ~/Desktop #ダウンロードした.pemファイルをデスクトップに移動していた場合
$ chmod 400 {設定したキーペア名}.pem
$ ssh -i "設定したキーペア名.pem" ec2-user@{下記画像の「パブリックDNS」}
[ec2-user@{プライベートip} ~]$
になっていればssh接続が成功!$ ll
-r--------@ 1 daichi.sugiyama staff 1111 11 11 00:00 hogeyama.pem
$ sudo yum update
$ sudo yum install httpd
$ sudo systemctl start httpd
$ sudo systemctl status httpd
※インスタンスにssh接続した状態で行ってください
素直にyum install php
だと古いバージョンのphpがインストールされてしまうので、
remiを使って最新バージョンのphp7.4をインストールして行きます。
1.remiを追加し、PHPをインストール
※1行づつコピーして実行してください
$ sudo wget https://dl.fedoraproject.org/pub/epel/epel-release-latest-7.noarch.rpm
$ sudo rpm -ivh epel-release-latest-7.noarch.rpm
$ sudo yum install -y http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-7.rpm
$ sudo yum-config-manager --enable remi-php74
$ sudo yum install -y php74 php74-php php74-php-fpm
$ sudo ln -s /usr/bin/php74 /usr/bin/php
以下のように表示されれば、インストール成功です!
$ php -v
PHP 7.4.1 (cli) (built: Dec 17 2019 16:35:58) ( NTS )
Copyright (c) The PHP Group
Zend Engine v3.4.0, Copyright (c) Zend Technologies
Apacheに適応させるために再起動
$ sudo systemctl reload httpd
2.PHPが正常に動作しているのかを確認するために、PHPファイルを作成
$ cd /var/www/html/
$ sudo touch index.php
3.PHPファイルを編集
$ sudo vi index.php
キーボードのIを押下し、「INSERT」モードに設置
下記のコードを入力
<?php
echo "Hello World!";
キーボードのescを押下し、:wq
を入力しenter
4.再度パブリックDNSをブラウザで検索をして、下記のように画面が表示されていれば成功です!
無事、EC2で立ち上げたインスタンスをwebサーバーとしてPHPファイルを実行できたと思います。
追加でMySQLをインストールすると、WordPressやLaravelを動かすことができます。