情報戦略Division
1974年生まれ。甲南大学理学部卒。
メーカー系情報システム子会社でPM、オフショア、開発標準化や新技術に従事。
2014年から株式会社スマートバリューで開発部門責任者を担当。
三重県伊賀市出身です。大学時代は神戸で過ごし、社会人になってからはずっと大阪に住んでいます。
スポーツは、小中高と野球をしていました。スマートバリューでも休日に同僚たちと野球大会を企画し、私も参加していました。野球漫画はいろいろありますが、『わたるがぴゅん!』が好きです。
初めてパソコンに触れたのは、中学生の頃。当時はモデムを使って電話回線に接続し、パソコン通信を楽しんでいました。通信料が非常に高かったため、「どうすればお金をかけずに済むか?」と考え、自分でホスト局を開設し、電波新聞社発行の「BBS電話帳」に掲載してもらったりしていました。昔から、どうすれば実現できるかを考えるのが好きで、ものづくりへの興味が強かったです。
バイクも好きで、特に『バリバリ伝説』という漫画は、バイク好きならぜひ読んでほしいですね。
新卒で入社した会社には17年間在籍しました。入社式では、漫画『スラムダンク』の桜木花道のような真っ赤な短髪で出席し、人事部から呼び出しを受けたことがあります。振り返ると、当時は一番尖っていたというか、上司や部下といった立場に関係なく、自分の意見をはっきりと言うタイプでした。まさに不夜城のような忙しい時代でしたが、楽しみながら仕事をしていました。エンジニアとして、グループ内の受発注や生産管理などのシステム開発、オフショア開発、開発標準化の取組みなどに携わっていました。
しかし、大企業特有の組織体制の大きさに、もっと顧客と直接関わり、自分たちの考えたことを形にして、新しい仕組みを積極的に打ち出していけるような仕事がしたいと感じるようになりました。そこで、そうした可能性を感じたスマートバリューへ転職しました。
スマートバリューでは、モビリティに特化したIoTプラットフォームの開発・運用に携わった後、2022年11月から社内DXの推進を本格的にスタートさせました。それから約半年で、法対応と新しい働き方を実現するための社内連携基盤を構築しました。
また、社内にエンジニアの組織を作るという計画の中で、新しいグループ企業であるノースディテールの立ち上げに関わることができたのは、貴重な経験でした。ノースディテールの前身企業に勤めていた社員の人生が懸かっているということもあり、全員と面談を行いました。難しい局面もありましたが、社員一人ひとりが喜びを感じられる組織へと成長していく過程に立ち会えたことは、私にとって大きな喜びです。これからも、自分自身の持てる力を最大限に発揮していきたいと思っています。
ものづくりで一番嬉しいのは、作ったものが「誰かの役に立ち、喜んでもらえる」ことです。自分の力でそうしたものを生み出せることに喜びを感じますし、そのために費やす時間は全く苦になりません。やはり、自分で何かを作り出すこと、そしてそれを考えている時間そのものが好きなんです。完成したものが、誰かにとって驚きや感動を与えるものであれば、さらに嬉しいですね。
プロジェクトの規模や金額に関わらず、人の役に立つものが作れた時は、本当に幸せだと感じます。ぜひ、ノースディテールのメンバーにも、そうした感覚を持って仕事に取り組んでほしいと思っています。私にとって、仕事とプライベートは明確に区別できるものではなく、地続きのような感覚です。
もともと、子供に自慢できるようなソフトウェアを世に送り出したい、そう思っていました。学生の頃は、ワープロソフトの「一太郎」や表計算ソフトの「花子」が非常に有名で、私もいつか、誰もが知っているような画期的なソフトウェアを作りたいと考えていました。
時代は大きく変わり、ITが私たちの生活に与える影響や範囲は、当時とは比べものにならないほど広がりました。現在では、単独のパソコンで使うパッケージソフトという形だけでなく、現実社会と深く結びつきながら、人々の暮らしを豊かにする様々な仕組みが存在しています。これからも、そうした時代の変化に対応しながら、人々の役に立ち、喜ばれ、そして驚かれるような自社サービスを創り出していきたいです。
ノースディテールは、単にお金を得るだけの場所ではなく、自分たちの手で人の役に立つものを生み出せる、そんな組織でありたいと思っています。そして、皆さん一人ひとりが、そうした気概を持ったエンジニアになってくれることを心から願っています。
エンジニア同士であれば、きっと話も合いやすいですし、目指す方向も近いと感じています。ですから、遠慮なんていりません。開発に関することはもちろん、「こんな新しいことに挑戦したい」という熱い想いがあれば、いつでもウェルカムです!皆さんと一緒に、ワクワクするような未来を創っていきたいと思っています。