皆さんこんにちは!
ディレクターのまるのです。
ディレクターは顧客の要望を言語化してデザイナーに指示を出すのですが、 私はデザイナーとして働いていた経験がないため、デザインを言語化することがとても苦手です。
このままではマズイ!と思い、数か月前からデザイン力UPのために「デザイン筋トレ」というものを行っています。
今日は私が取り組んでいるデザイン筋トレのやり方をご紹介します!
un-T factory!という企業が開催しているウェビナーに「みんなのデザイン筋トレ」の中で出てきた言葉です。
デザイン力は言語化の訓練やデザイン事例の引き出しを増やすことで高めることができ、そのデザイン力を高めるための方法のことをデザイン筋トレと呼んでいます。
私が実践しているデザイン筋トレは主に2つです。
私は隙間時間に下記のサイトを見て好みのデザインをブックマークしています。
中でも特におすすめなのがPinterestです。
ピンタレストは自分のお気に入りの画像を自分専用のコルクボードにピン止めし、カテゴライズできるサービスです。
気になった画像の詳細ページに行くと、ページ下部に「似ている画像」がズラッと表示されるので自分の求めている画像が探しやいです。
以下の項目に分けて言語化しています。
例えば以下のような形です。
【全体の雰囲気】
背景が白で鮮やかな青と緑の2色を使うことでシンプルでさわやかな印象になる。
一部の背景やフッターに淡い色を使ってグラデーションのような水彩画の絵を入れているためうるさくなりすぎずにシンプルなデザインになじむ。
極力「〇〇〇なので▲▲▲な印象になる」という書き方になるよう意識しています。
例えば「背景がベージュでメインカラー、アクセントカラーともに暖色なので全体的に暖かい印象になる」というような形です。
デザインは正解がないので、見る人によって印象がわかってきます。
例えば自分は参考サイトを見てシンプルでわかりやすいと思ったけど、他の人は寂しい印象をうけるということもあります。
他の人の意見を聞くことで新しい発見があるはずなのでぜひいろんな人にデザインの印象を聞いてみてください。
私はnoteにまとめたものを、Twitterで知り合ったWeb関係の方を集めてSlackのチャンネルを作り、そこで発信しています。
SNSやブログに投稿するのも良いですし、家族や会社の方にみてもらうのも良いと思います。
デザイン筋トレ2つ目は参考サイトからどんなテイストか考えてカテゴライズする訓練をしています。
私は前述のPinterestを活用しています。
Pinterestは自分のボードを作成することができ、さらにそのボードをサブボードと呼ばれるカテゴリに分けることができます。
Pintarestにあらかじめ「女性的」、「男性的」、「子ども向け」…のようにターゲットに分けたボードを用意します。
それぞれのボードの中に「ポップ」「きれい」「シンプル」「ナチュラル」「豪華」などのサブボードを用意したら準備は完了です!
あとは目についたサイトをどのボードのどサブボードに入るか考えて保存していくだけです。
サイトを見つけてから保存するまでの過程で、自然とサイトのデザインから感じる印象を考える訓練になります。
1つ目でご紹介したデザイン筋トレとやっていること自体は同じですが、こちらの方が気軽にできるのでぜひご興味がある方はやってみていただきたいです^^
正直まだまだデザインのことについては勉強不足だと感じていますが、デザイン筋トレをやる前よりも基礎的なことは理解できたと感じています。
例えば明朝体は高級感のある印象を与えることや手書きの方が親しみがある温かいデザインになるなど、デザインがどのような印象を与えるか言語化できるようになりました。
実際のサイトにたくさん触れることでデザインの引き出しも増えてきました。
もっとたくさんのサイトを見て勉強していこうと思います!
ぜひデザイン初学者の方はデザイン筋トレ実践してみてください〜!