EC2のインスタンスタイプごとに変動する時間単位のスポット料金が設定されており
インスタンスタイプに対して入札価格を設定しておくと、スポット料金でEC2が利用可能になるというものです。
EC2インスタンスが格安で利用できます。
スポット料金は変動しつづけているため、常にとはいきませんが70%程度割引されている状態をよく見かけます。
スポットインスタンス利用の際は、AWSユーザが「ここまでなら課金してよい」と考える上限価格を提示するのですが
スポット料金が上限価格を上回った場合、利用しているスポットインスタンスは中断されることになります。
メリットにも書きましたが、割引率は常に変動しているため何かの拍子に
スポット料金が高騰し、上限価格を上回ってしまうことはあり得る事です。
スポットインスタンス中断前には連絡があり、そこから中断までには若干の猶予はあるもののリアルタイムでリカバリー策を取れるかは難しいところがあります。
このことを踏まえるとスポットインスタンスは常に動いていることが前提のサービスには
向かないということになります。
公式ページはこちら
AWSウェブコンソールのEC2画面からスポットリクエストを選択します。
スポットリクエストの画面上部 料金設定履歴ボタンを押下します。
すると当該リージョンのスポットインスタンス料金設定履歴が表示されます。
スポットインスタンスを利用することで料金を大幅に下げて利用するとことが可能ですが
同時に多くのデメリットも発生します。
ただ、常用しない、一時的なEC2インスタンス利用においてはコレほど直接的な
恩恵も無いと思います。
是非、よく利用するインスタンスタイプがどれくらいお得に使えるか確認する習慣をつけてみましょう。