WordPressはWebサイトを簡単に作成することができるソフトウェアです。
https://ja.wordpress.org/
世界のWebサイトの約43%がWordPressで構築されていて、
さらにCMS(コンテンツ管理システム)のシェアでも64%と、圧倒的な1位となっています。
(両方とも2022年7月現在)
参照:https://w3techs.com/technologies/overview/content_management
WordPressはCMSなので、HTML等の技術知識が無い人でも簡単にWebページを作成することができます。
投稿ページと固定ページの2つの種類のページを作成することができ、それぞれ以下の違いがあります。
また、50,000件以上の拡張プラグインがあり、必要なプラグインを追加することで、ページのテーマ(デザインのテンプレート)や便利な機能を自由に追加することができます。
なお、検索サイトでWordPressを検索すると、以下の2種類の似たような名前の検索結果が表示される場合があります。
こちら実は同じものでは無く、違うサービスを提供しています。
「WordPress.org」の方は、WordPressのソフトをダウンロードしてサーバーにインストールする必要があります。WordPressの機能を全て利用することができ、一般的にWordPressと言えばこちらの方が該当します。今回はこちらを紹介します。
「WordPress.com」の方は、WordPressが既にインストールされているサーバーを利用料を支払って使えるというものです。支払う金額によって機能制限が発生します。
今すぐにWebサイトを構築して世の中に公開したい、ということであれば、有料のレンタルサーバを契約して、さらに有料でドメインを取得して、月額いくらかかって、という計算をすることになると思います。
ただし、今すぐにはサイトの公開は予定していないけど、まずは触ってみたいだけ、とか、技術者が一人で自由に開発を試してみたい、という場合、いきなり有料で始めるのはハードルが高い、まずは無料で始めたい!という場合があると思います。
検索サイトで調べてみても、WordPress自体は無料だけどレンタルサーバにはお金がかかるので結局無料ではない、という期待していない結果が紹介されることが多いので、全て無料で始められる方法を調べてみました。
無料のレンタルサーバを利用する方法です。
簡単にWordPressを利用できて、無料で使えるレンタルサーバが存在します。
なぜ無料で使えるのかというと、ページの中に広告が表示される仕組みとなっているからです。
ですが、広告表示については、自分が見るだけのサイトであれば気にならないかと思います。
WordPressを簡単にインストールできるようになっているレンタルサーバを選択してください。
WordPress専用のローカル環境であるLocal(https://localwp.com/)を導入する方法です。
自分自身のパソコンの中にWordPressの環境を作成することになるため、まさに自由に構築を試してみることができます。
実際にLocalをPCに導入する方法については次回説明したいと思います。
今回はWordPressでのホームページ構築を無料で体験してみる方法について紹介しました。
まずは気軽に触って、どのようなホームページを作成したいか試してみて、それから世の中に公開するホームページを作成していく、というステップを踏んでいく方法はいかがでしょうか。
また、既にホームページを公開している場合でも、本番公開前の開発環境としての運用方法としても良さそうです。