仕事で多くのタスクが発生する場合がありますが、タスクが多ければ多いほど、「頭で覚えておく」というだけでは忘れてしまったり、いつまでにこのタスクを完了させる必要があるか、という整理をすることができない、という問題が発生します。
私自身がタスク管理をする仕組みとしては、Trelloを使うことが多いです。
https://trello.com/ja
ですが、ノースディテールではGoogle Workspace(旧G Suite)を利用していて、Googleの各機能を利用することも多いため、Googleが提供しているメモアプリGoogle KeepでTrelloのようなタスク管理ができるか試してみました。
https://keep.google.com
Trelloでは、それぞれのタスク一つ一つを「カード」として作成して、それを「リスト」という集まりの中に作成することで、グループ分けした管理をすることができるようになっています。
また、カードの中には「説明」という内容で細かい情報を記載することも可能になっています。
Google Keepは、メモとして、付箋のような形でタスクを作成していくものですが、Trelloのカードのように一つずつ作成していくと、グループ分けができずバラバラに配置されるため、管理がしづらい、という問題があります。
一つのメモの中に複数のタスクをまとめて記載することはできるのですが、各タスク毎にTrelloの「説明」のような詳細情報を追記したい場合、この方法だと実現は難しいので、一つのメモには一つのタスクが入っているだけにしたいです。
Google Keepでグループ分けできない問題を解決するために、例えば、メモの配置場所を変更して関連タスクを同じ場所に集める、といったことはできないようなので、ラベル機能を使った管理をしてみたいと思います。
ラベルとは、Gmailや、Googleの連絡先アプリ等でも使われているGoogleのサービスではおなじみの機能です。
ラベルは左メニューにある「ラベルの編集」で作成します。
まず、最初に確認したTrelloのリストのように「プログラミング工程」と「結合テスト」というラベルを作成します。
次に、各メモにラベルを設定していきます。
設定後、左メニューの各ラベルを選択することで、そのラベルが設定されたメモだけが表示できますので、これでグループ分けに相当する表示ができたと思います。
紹介したラベル機能を使うことで、Google Keepでもグループ分けをしたタスク管理がしやすくなります。
Google Keepはリマインド機能が充実していることや、各メモに画像を設定して見やすくすることができる等の特徴があり、普段Googleのサービスを使っている人には簡単に利用ができて、お奨めすることができる機能となっています。