業務でGoogleスプレッドシートを利用することが多いですが、ちょっとした工夫で作業効率化が図れます。よく利用する小技として、今日の日付のセルに自動で色を付ける方法を紹介します。短い動画も用意しているのでぜひご覧ください。
Googleスプレッドシートでカレンダーを手作業で用意します。
あれ?設定は正しいはずなのに、セルの色が反映されない!
私のブラウザでは、タイムゾーンが(GMT -08:00)Paciffic time(米国太平洋標準時)に設定されていました。メニューの「ファイル」から「設定」を選択して、タイムゾーンを(GMT +09:00) Tokyoを設定したら解決されました。
日本と米国太平洋標準時とは17時間の時差があるため、時間の取得にズレがあったんですね。
これで、本当に完了です。
国際的な基準時刻のひとつです。イギリスのグリニッジ天文台を通る子午線(南北線)を基準としており、「グリニッジ標準時」と言われているものです。
UTCも国際的な基準時刻のひとつです。セシウム原子が振動する時間を基準にしています。どちらも同じ時刻を指し示しますが、計測方法が異なります。天体観測を基準にしているGMT。セシウム原子の振動を利用したUTC。現在世界の基準となっているのはUTC(協定世界時)です。
GMTは地球の自転の影響を受けてしまうため、誤差が生じてしまうとのこと。数年に一度(1月1日か7月1日)調整されるようです。
イギリスと日本では9時間の時差があるので、UTC +9:00 / GMT +9:00 という表記になります。なんか、見たことある!!って感じですよね。
インターネットの世界でもUTCを基準にしているため、海外のサーバやクラウドサービスを利用する際には、日本との時差を気を付けましょう。
2024年8月時点でのGoogle Workspaceで設定できるタイムゾーンの種類。全227種類あります。この中から日本の(GMT +09:00) Tokyoを探すのはとても大変でしたが、基準時間と日本との時差が9時間だと認識して入れば、楽に探すことができますね。
今回は業務でよく利用するGoogleスプレッドシートの機能を動画付きで紹介しました。動画付きにしたのは、テキストや画像だけだと伝わりづらいこともあるかと思い、テキストと動画の両方での情報発信を試みてみました。
また、動画付きのブログを作ってみたいと思います!
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