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2021.08.18 勉強会

第33回ライトニングトーク~ISTQB紹介・国語辞典を選ぼう・Siteolyを使って爆速でサイト作成してみた~

現在ノースディテールでは月に2回のペースで社内ライトニングトークを開催しています。
1人持ち時間5分でテーマは自由です。
ぜひ 過去のライトニングトークのブログ もご覧ください!

本日の3つのコンテンツ

  1. ISTQBの紹介⑩人の心理とテスト
  2. 国語辞典を選ぼう
  3. Siteolyを使って爆速でサイト作成してみた

ISTQBの紹介⑩人の心理とテスト

最初のテーマは近藤さんによる「人の心理とテスト」です。
ライトニングトークではお馴染みの「ISTQBの紹介」シリーズの第10弾目です!

▼前回の記事はこちらから
第1弾 テストの目的
https://www.northdetail.co.jp/blog/1562/
第2弾 テスト・デバッグ、テストの必要性
https://www.northdetail.co.jp/blog/1573/
第3弾 成功に対するテストの貢献・品質保証とテスト
https://www.northdetail.co.jp/blog/1621/
第4弾 エラー、欠陥、および故障
https://www.northdetail.co.jp/blog/1624/
第5弾 テストの7原則
https://www.northdetail.co.jp/blog/1633/
第6弾  テストプロセス
https://www.northdetail.co.jp/blog/1734/
第7弾  テストの活動とタスク
https://www.northdetail.co.jp/blog/1744/
第8弾  テスト作業成果物
https://www.northdetail.co.jp/blog/1769/
第9弾  テストベースとテスト作業成果物との間のトレーサビリティ
https://www.northdetail.co.jp/blog/1789/

以前のブログ記事でもこの団体のお話をライトニングトークでされていましたのでぜひご覧ください!
▼詳細はこちら
ISTQBテスト技術者資格制度 Foundation Level シラバス 日本語版 の輪読会やりませんか
https://www.northdetail.co.jp/blog/1301/

今回はテスト実行中に起こりえるコミュニケーション上の注意点と、適切な対応方法について話をしていただきました。どんな仕事でも適切なコミュニケーションは重要なものになりますので、非常に今後の為になる話となっております!

テスト実行中に起こりえるコミュニケーション上の注意点

テスト実行中に故障やバグを見つけることは伝え方によっては、開発担当者に対する非難と解釈されることがあるため、特に気を付ける必要があります。

誤った伝え方をしてしまうと、指摘された側は怒られていると考え委縮してしまったり、反感を持ってしまい作業に影響が出てしまう可能性があります。

そのため、作業の前提や伝え方をしっかりと考えたうえで適切なコミュニケーションを取ることが必要になります。

適切なコミュニケーションとは

  1. 協調姿勢で開始し、全員のゴールは高品質のシステムであることを再認識する
    →個々人の能力や考え方によって、どの程度のシステムを高品質と考えているのかについては差が発生します。開始段階でどのような品質を目指し作業を行っていくのかといった部分について適切な設定を行い、全員が同じ目標を持つことが必要です。
  2. テストの利点を強調する
    → 漠然と行う作業では確認漏れが発生してしまう可能性があります。それを回避するために、「このテストにはこういった意図や利点を持つことができる」という部分について、担当者間で確認を行うことで作業に対する意識も向上します。
  3. 欠陥を作りこんだ担当者を非難しないようにする
    →人間誰しもミスはあるものですし、非難を行うことはお互いのメリットになりません。 犯してしまったミスを冷静に分析し、どのような原因があり今後どのように改善・修正していくかということが大切です。
  4. 他人の気持ちや、他人が情報に対して否定的に反応した理由を理解するよう努力する
    →仕事にはコミュニケーションがつきものです。完全に相手の気持ちを理解することは不可能ですが、それでも可能な限り理解するよう努めることは重要なことです。
  5. 自分の言ったことを他人が理解し、他人の言ったことを自分が理解していることを確認する
    →例えば、一つの発言にしても人によって認識が違うことがあります。作業や発言などについてどのような意図で行われたものなのか、相互の認識合わせを行う必要があります。
    それぞれが別の思い込みをしていた場合、後になってから思わぬミスが発生することもあるため注意が必要です。

以上がテスト実行中に起こりえるコミュニケーション上の注意点と、適切な対応方法として話をしていただいた内容となります。
ISTQBについての話ではありましたが、これらの内容はどのような職種・役職の方でも常に意識をしなければいけない内容なのではないでしょうか!?

どのようなことを伝えるにしてもお互いの認識や、伝え方ひとつで相手に与える印象はガラッと変わってしまうものなので、私も今回の話を機にコミュニケーションについて強く意識をしていきたいと思いました。

国語辞典を選ぼう

続いては引き続き近藤さんによる「国語辞典を選ぼう」です。
この発表では国語辞典のそれぞれの特徴や選び方について話をしていただきました。

辞典なのに内容が違う?

単語の意味や例文を調べたりする際に利用する国語辞典ですが、同じ言葉を引いても辞典によって記載されている説明文が違います。
これは理由として、編纂(へんさん)者によって説明が異なる為だそうです。

どれが正しいということではなく、言葉を説明する立ち位置が編纂者によって微妙に変わってしまうんですね。

自分にあった国語辞典を探してみよう

  • 岩波(3,520円)
    →流行り言葉はあまり扱わず、長く使われてきた言葉の説明に重きを置いています。
    古語も扱っていることが多く、本を読んでわからない言葉を調べるのに便利です。
  • 明鏡(3,300円)
    →俗語や新語も積極的に取り扱い、言葉の由来や実際の使い方の説明も載っています。
    別冊で誤用説明冊子もあります。(例えば、役不足・力不足の誤用例など)
  • 新潮現代(3,190円)
    →言葉の用例を多く載せており、用例の出典がはっきりしています。
    過去120年の言葉が載っています。
  • ベネッセ表現・読解(3,080円)
    →どういう時にどの言葉を使うかの説明が載っています。
    わかりやすく、コラムも多いため、小中高生など若い方にも向いています。
  • 三省堂(3,190円)
    →実質的に一人で編纂されているため、統一感があります。
    現代語に強く、辞書の引き方についての手ほどきもあります。

辞書アプリについて

上記のように色々な特徴や魅力のある辞書ですが、重く大きいため持ち運びは難しい部分もあります。

ですが、そんな悩みを解決してくれる夢のアプリがあるようです。

辞書 by 物書堂の画像
それがこちら、「辞書 by 物書堂」になります!

複数の辞書の窓口となるアプリとなっており、アプリ内でそれぞれの辞書を購入し検索することができます。
国語辞典以外にも、漢字、和英、古語にも対応をしており複数の辞書をスマートフォンで持ち歩くことができるため便利なアプリになります!
さらに、複数の辞書の通し検索ができるため、一回の検索で色々な情報を知ることができるのも魅力的ですね。

ただし、辞書の値段は紙とほぼ同じになりますのでご利用は計画的に!

参考文献:学校では教えてくれない!国語辞典の遊び方

個人的には年齢を重ね、使わなくなって久しい国語辞典にはなりますが、改めて色々な出版社や特色があることを知り奥が深いものと知ることができました。
辞書によって内容が違うということも、いろいろな観点で物事を知るきっかけになりそうです。

おじさんになり最近は若者の言葉についていけていないので、新語もカバーすると評判の明鏡国語辞典の購入を検討中です…。

Siteolyを使って爆速でサイト作成してみた

続いては中澤さんによる「Siteolyを使って爆速でサイト作成してみた」です。
Siteolyというwebサービスを利用して、webサイトの作成をどのように行うか話をしていただきました。

Siteolyとは

https://siteoly.com/
このwebサービスではコードを書かずにGoogle Sheet(スプレッドシート)を読み込むだけでwebサイトを構築できるそうです。
しかも、なんと5分以内に出来上がるとのこと!?

以下がその手順になります。

  1. GoogleアカウントにてSiteolyでログインする
  2. ログイン後画面にて、[Create new site]をクリック
  3. 作成予定サイトのテンプレート(レイアウト)を選択
  4. webサイトの名称を入力
  5. SiteolyのGoogle Sheetをコピーし、サイトの内容を編集
  6. Google Sheetのアドレスを張り付け
  7. 公開アドレスを入力

    webサイト作成完了!

なんと、7ステップのみでコーディング不要・サーバー登録不要でwebサイトが作れてしまいます!

通常webサイトを作成・公開するとなるとHTMLやCSS、サーバーの知識は必須になりますが、専門知識がなくとも一般公開まで5分足らずで行えるというのは革命です。

さらに、 設定項目が充実しているためSEO対策も行えるようです。

なお、Google Sheetの構成を理解するのに少し時間がかかったり、また現状ではBeta版のサービスということで画像の差し替えがGoogleのサービスのみではできなかったりと、自分の思い通りの構成にするという面で考えると、まだまだ使い勝手の難しい部分もあるようです!

正式版のリリースが楽しみですね!

あとがき 

今回のライトニングトークは久しぶりに社内で行うことができました。

ライトニングトークの様子の画像

ソーシャルディスタンスには注意しつつということで発表の場にいた人数は限られましたが、やはり直に聞けるというのは話に集中もできますし良いものだと改めて実感しました。

発表者の皆さん、ありがとうございました!
次回ライトニングトークもよろしくお願いします!


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